代表ごあいさつ

   社会保険労務士

   黒田 栄美子

はじめまして 社労士の黒田栄美子です

 

工学部を卒業し、製薬業界で品質管理・品質保証の技術職として10年間勤務。その後、中小企業主の妻となって9年目。

 

製薬会社でのサラリーマン時代には転職も経験しましたが、どの会社も多くの社員が在籍し、理念の違いや制度・組織の差はあれど、細部まで規定が整い、役割分担され、自分の専門に集中すればいい環境が整っておりました。

 

結婚を機に製薬業界を離れ、夫が継いだばかりの住宅サービスの会社を手伝うことになりましたが、誰もがいくつもの役割をこなさなければならず、良くも悪くも一人の行動の及ぼす影響が大きい中小企業の現状を身をもって経験しました。労務管理に力をそそぐ余裕もなく、様々なトラブルも経験しました。

 

「どうしていたら、この問題を未然に防げたのだろう?」

「皆が、ここで働けて良かったと思える職場にするには、どうすればよいのだろう?」

そんな思いを突きつめていく中で、社会保険労務士という仕事にたどり着きました。

 

社会保険労務士資格を取得すべく勉強をはじめ、資格を取得してからも、驚きの連続でした。

これまで知らなかった労務管理の様々な知識はもちろんですが、保険料さえ払っていれば確実に貰えるものだと思っていた年金制度でさえ、ちょっとした勘違いや知らないというだけで貰えるはずのものが貰えなかったり、払わなくて済んだものを払うことになることがあることも初めて知りました。

 

お恥ずかしい話ですが、他の案件で年金事務所に行った際に判明したのですが、実際に私自身の家族も、きちんと書類を整備して当時申請していれば、障害厚生年金を受給出来ていただろうということがわかったこともありました(50代で人工関節置換手術を受けていましたが、受給できた可能性すら知らずに時効を迎えていました)。知らないというだけで不利益を被る事例が、こんな身近に起こりうるのだとひしひしと感じた出来事でした。

 

せっかく得た知識や経験を、このまま身近で使うだけではもったいない。

同じような思いを抱えていらっしゃる中小企業主様のお役に立ち、大切な社員の皆様の幸せにも貢献したい。

私が経験した「知らなかった」「あの時知っていれば」という思いをする人を、一人でもなくすお手伝いがしたい。そんな思いで開業に至りました。

 

規則を整備し、生産性を向上する仕組みを構築するだけでは、完全ではありません。社員の才能を最大限活かすことが出来てこそ、企業の永続的発展につながるものと信じています。

年金も同じです。せっかくの制度ですから、後で「知らなかった」とならないように、ご自身に合った生活設計にご活用ください。

 

思いばかりが先行しまだまだ未熟ではございますが、私のもつ知識や経験を、是非、貴社の社業発展と、皆様の生活にお役立てください。

社労士事務所ナレッジパートナーでは、お客様に寄り添い、期待を超えた感動のサービスをご提供できますよう、取り組んで参ります。